緊急時に使える壊れたメガネの応急処置や直し方

フレームが折れた!変形した!緊急時に使える壊れたメガネの応急処置や直し方

 

日常生活に欠かせない愛用のメガネ。

大切に、気をつけて使っているつもりでも、メガネはとってもデリケート。

 

そこに“うっかりミス”が加わって、意図せずメガネを壊してしまうことがあります。

 

しかもそんな時に限って出先だったり、すぐにはメガネ屋さんに行けない時間帯だったり…。

 

「とりあえず自分で修理できないかな?」と壊れたメガネの応急処置を考えてみたことをある人も多いはず。

ただ、どんな範囲の壊れ方なら自分で直せるのかはイマイチよくわからなかったりもしますよね。

 

 

 

「メガネをかけたまま眠って、変形した!」

「踏んづけて、メガネフレームが折れた…」

「メガネのレンズが割れた!!」

今回は、

緊急時に使える壊れたメガネの応急処置や直し方をご紹介!

 

フレームがポッキリ折れてしまった場合などに

家にあるものコンビニ等で購入できるものを使って応急処置をする方法です。

 

自己判断で誤った処置をしてしまうと、

本来はメガネ屋さんに持っていきさえすれば簡単に修理できたはずのメガネが、

修理不可能になってしまうことも。

 

また、そもそもメガネ屋さんでも修理不可能な壊れ方もあるので、

その辺りも深堀りしていきたいと思います。

 

ぜひ参考にしてピンチを乗り切ってくださいね!

 

 

※今回ご紹介する方法はあくまでも緊急時の応急処置です。応急処置のまま長期間使用し続けるのは避けてください。またフレームの種類や壊れ方によっては修理不可能な場合もあります。メガネが壊れてしまった時は、可能な限り早めにお近くのメガネ専門店に相談してください。

 

 

接着剤はNG!“ポッキリ折れ”には事務用クリップがお役立ち!

 

まずは、“丁番”と呼ばれる部分が壊れてしまったり、

フレームがポッキリと折れてしまった場合の応急処置の方法をご紹介します。

※丁番とは、レンズの端とつる(テンプル)をつなぎ、折りたためるようになっている接合部分のこと。

 

 

「折れてしまった部分を今すぐにどうにかしたい!」と焦った時に、

すぐにお直しアイテムとして思いつきそうなのが瞬間接着剤

でも、ここで接着剤を使用するのは実はNG!!

 

細い金属製のフレームの場合はそもそも上手くくっつきません。

上手く接合できたとしても、

接着剤がレンズに付着してレンズ自体を駄目にしてしまう危険もあります。

 

また、メガネ屋さんに持っていった際に、

こびりついた接着剤が邪魔して直せるはずだったものが

修理が不可能になってしまうことも

 

そこでお役立ちなのが事務用クリップ

“ゼムクリップ”とも呼ばれる針金でできたアレです。

 

使用するのはクリップ2つ。

まずは1つ目のクリップを伸ばして、1本の針金状にし、くっつけたい部分に巻き付けていきます。

 

ラジオペンチがあれば、ペンチを使ってしっかり巻き付けましょう。

きつく巻きすぎるとフレームに傷がつくのでご注意を。

次にもう1つのクリップを同様に使って、さきほど巻いた部分を補強します。

 

 

見た目を気にしないならテープもアリ!

 

見た目を気にしないなら、テープで巻きつけておくのも応急処置としてはアリ。

この方法はSNSなどでも多く見られる応急処置の方法のひとつ。

 

ただ、この方法はぐるぐる巻きにしっかり巻き付けたとしても、なかなか折れた部分同士がくっつかず、

どうしても接合部分がグラグラしてしまいがち。

使えそうなものがテープしか見当たらない場合にお試してしてみるのが良いかもしれません。

 

合わせ技として、さきほどのクリップの上から補強のためにさらにテープをつけたり、

針金が肌に当たる衝撃やわらげるためにテープを使う人もいるようです。

 

ちなみに、折れてしまったメガネはメガネ屋さんに修理に出すと、元通りに修理可能な場合があります。

折れた金属の部分を溶接したり、パーツを取り替えたり…といった専門的な修理です。

 

メタルフレームはもちろん、金属以外のフレームの場合であっても、

専門店であれば何かしらの修理対応や買い替えの判断などをアドバイスしてくれるので、

応急処置の後は必ずメガネ屋さんに相談してみてくださいね。

 

 

知っておいて損はなし!その他の壊れ方と修理対応

 

さて、ここまでは壊れたメガネの中でも定番の壊れ方ともいえる、

丁番やフレームが壊れてしまった場合の応急処置をご紹介してきました。

 

でもその他にもメガネの壊れ方は実に様々。

自分で直すのはもちろん、メガネ屋さんでも修理が難しい壊れ方も。

壊れ方と修理対応について、参考までにいくつかご紹介していきます。

 

● レンズが外れた!

フチのあるメガネの多くは、レンズをはめ直すことで修理可能です。

ただ素人では力の加減を誤ってレンズを割ってしまったり、傷つけてしまうことも多いので、

メガネ屋さんに入れ直してもらすのがベストです。

フチ無しの場合でもパーツ交換などで対応できることもあるのでレンズを傷つけないよう保管し、メガネ屋さんで相談を。

 

● レンズが割れた!ひびが入った!

レンズ交換で済む場合と買い替えが必要になってくる場合があります。

フチ無しメガネの中でも、レンズに直接ツルがついているタイプのレンズが割れてしまった場合などは、

ネジを通すことができなくなってしまうと基本的には修理はできないことが多いよう。

 

● フレームが歪んだ!曲がった!広がった!

普通に生活していても、歪むことがあるフレーム。

その上、メガネをかけたまま寝てしまったり、服を着てしまったり…などで変形がひどくなることも。

この場合は軽度であれば自分で力を加減しながら曲げて元通りにできなくはないのですが、

やはりこの場合もメガネ屋さんに相談を。

顔の形に合わせちょうど良く修正してくれます。

頻繁に曲げてフレームが劣化していたり、ひど過ぎる曲がり方でなければ多くの場合、無料で調整してくれます。

 

● ネジが外れた!

自宅に精密ドライバーがあれば、自分でつけ直すことも可能です。

メガネのネジは、かけたり外したりを繰り返していくうちに緩んでくることも多いので、

緩んだ時点で締め直すのがベター。

なので、精密ドライバーがお家にひとつあると便利です。

ネジを紛失してしまったり、自分で上手につけ直す自身がない人はメガネ屋さんに相談を。

買ったお店であれば、無料の場合や部品代のみ、というところが多いようです。

 

 

 

いかがでしたか?

メガネが壊れてしまうと、とっても落ち込むし焦ってしまうもの。

お気に入りなら、なおさら修理できるものなら修理して愛用し続けたい人が大半のはず。

スペアのメガネがあるなら、まずはそちらを使って壊れたメガネは大切に保管。

 

応急処置を試みる場合でも、できるだけ早めにメガネ屋さんを!

 

 

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