すっかり冬本番ですね。こうも寒いと、温かい食べ物が恋しくなりますよね。
お鍋や温かい麺類を食べたり、寒いところから暖かいところへ移動したり、マスクを着けているときなど。
メガネが曇って一瞬で視界が真っ白になり何も見えなくなってしまうなんてこと、
メガネを掛けている人なら誰しも一度は経験したことがあるはずです。
そんな嫌~なメガネの曇りですが、一体なぜ曇ってしまうのでしょうか?
レンズの曇りの正体は集合した“水滴”!

寒いところから暖かいところへ移動をすると急激な温度の変化が起き、空気中の水分が、
冷たくなったメガネのレンズに冷やされてレンズの表面に小さな粒となって付着します。
その時、一見メガネは真っ白に見えますが、拡大すると小さな粒となった水滴がたくさん付いていることが確認できます。
これは、冷たい飲み物が入っているコップの外側に水滴がつく現象と同じなんだそうです。
その水蒸気の細かな粒で覆われることにより、見た目は真っ白に曇ったメガネになってしまうんですね。
曇り止めを使って掛け心地のよさをキープ!

では、どうしたらこの曇りを防止することができるのでしょうか。
今のところ、普段使っているメガネを曇らないようにするためには市販されている曇り止めを使用することでしか防ぐことはできません。
先ほど説明したとおり、メガネの表面に付いた小さな水滴が曇りの原因ということは分かっています。
曇り止めには、そんなレンズの表面に水の粒を作らないように水滴を馴染ませる「薄い膜」を作る成分が入っています。
その膜の表面に、さらに薄い水の膜を作り馴染ませることで、レンズが白く曇らなくなるんです!
最近の曇り止めは本当に強力なものも出てきているので、この冬はそれらをうまく活用して、
快適なメガネライフを過ごしてくださいね。
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