目や脳にダメージ!?PC・スマホのブルーライトから目や睡眠リズムを守るための対処法
PC、スマートフォンユーザーなら、電子機器の画面が発する
「ブルーライト」について、
誰もが1度はその言葉に触れ、人体への影響などについても耳にしたことがあるはず。
とはいえ一方で、ブルーライトとはそもそも何なのか?
実際には人体へはどんな影響がどの程度あるのか?
といった具体的なことは意外にも多くの人には知られておらず、
あまり深刻にとらえていない人も少なくないようです。
ブルーライトは目や脳に大きなダメージを与えることもあり、
PCやスマホをよく使う人ならしっかりと対策しておきたいもの。
そこで今回は、
「目や脳にダメージ!?PC・スマホのブルーライトから目や睡眠リズムを守るための対処法」と題して、
ブルーライトそのものについてや、その影響、対策についてご紹介したいと思います。
ブルーライトってそもそも何?
ブルーライトとは、名前の通り「青い光」のこと。
実は自然界にも存在する光でもあります。
太陽の光や蛍光灯の光は、普段私達の目には真っ赤だったり、
淡い黄色、白色などの一色に見えていますが、
実は虹のように七色の光が混ざり合って一色の光を作り出しています。
この七色の中の青い部分がブルーライトです。
光には、七色それぞれに異なる波長があるため、目への光の届き方もそれぞれ異なってくるのだそう。
ブルーライトは、七色の中で波長が1番短いという特徴があり、
光が散乱しやすい色といわれています。
光が散乱すると、目に届く分量が少なくなるため、
自然界の中や一昔前の生活では、ブルーライトを長時間、間近に浴びる機会はほとんどありませんでした。
でも、現代人の生活に身近な電子機器や照明器具に使われているLEDには、
太陽の光や蛍光灯の光などと比べて、多量のブルーライトが含まれています。
特に、PCやスマホのモニターを使用すると、至近距離でブルーライトを浴びることになります。
そして、この「至近距離でブルーライトを浴びる」ことが、人体への影響を心配される理由なのです。
眼精疲労や睡眠障害の原因に!?
さて、実際にブルーライトが人体に与える影響とはどんなものなのでしょう。
最も影響を受けるのは、みなさんご想像の通り「目」です。
LEDの光は、青色と黄色の2色の光のみで白色の明るさを作り出しているため、
蛍光灯などと比べて青色の光のエネルギーが強烈になり、
他の光源を目にする時よりも目にダメージが加わりやすくなってしまうのだそう。
また前述のように、波長の短いブルーライトには、
光が散乱しやすいという特徴があります。
この特徴は、PCやスマホの画面を眩しく感じさせたり、
目のピント調節機能を通常よりも酷使することにつながります。
そのため、ブルーライトを浴びると、
深刻な目の疲れや眼精疲労を引き起こす可能性があるといわれています。
ちなみにPCやスマホのモニターの見過ぎは、ブルーライト以外にも目に悪影響を及ぼします。
モニターを凝視することで瞬きの回数が減るため、目が乾燥して角膜が傷つきやすくなってしまうのです。
※(過去記事リンク)スマホの見過ぎが原因のドライアイ&眼精疲労を予防!目が疲れている時の対処法
さらに、多量のブルーライトは、
体内時計や睡眠のリズムに悪影響を及ぼすことも。
これはブルーライトが、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を抑制してしまうため。
人間は夜になると、脳からメラトニンを分泌します。このホルモンが眠気となり、
私達を朝までぐっすり眠らせてくれています。
そして、寝ている時から目覚めるまでの間に少しずつ分泌量を調整して減らすことで、
翌朝すっきり目覚められる仕組みになっているのです。
夜にブルーライトを大量に浴びてしまうと、
脳はいつまでも「昼間だ」と認識したままになってしまい、メラトニンを分泌するタイミングがずれ込みます。
このリズムが日常化してしまうと、
寝付きが悪い、よく眠れず夜中に何度も目が覚めてしまう、寝起きがすっきりしない、
などの睡眠障害を招くことに!
今すぐ実践!ブルーライト対策
ブルーライトの特徴や人体への影響が分かってきましたが、
それでもPCやスマホは生活に欠かせないアイテム。
やみくもに怯えるよりも、しっかり対策していきましょう!
ここでは、すぐに実践できるお手軽な対処法をご紹介します。
- 寝る2時間前にブルーライトをシャットアウト
前述の睡眠の問題にまつわる対策です。正常にメラトニンを分泌させるために、
朝昼はしっかり太陽の光を浴びて、夜はできるだけブルーライトを避け、
少なくともベッドに入る2時間前には、PCやスマホ、ゲームの利用は完全に控えるようにしましょう。
- ブルーライト軽減機能・ブルーライトカットフィルム
PCやスマホには「ブルーライト軽減機能」がついているものがあるので、
管理画面をチェックしてみましょう。
モニターの「色温度」調節で温かみのある色(暖色系)の度合いを強くしたり、
「色彩」の赤みを増やすことでブルーライトを軽減できます。
外付けなら「ブルーライトカットフィルム」をモニターに貼り付けるのも◎。
電気屋さんやインターネットショップで気軽に手に入ります。
- ブルーライトカットメガネ
メガネユーザーはもちろん、そうではない人も、長時間PCやスマホを使うなら、
ぜひおすすめしたいのがブルーライトカットメガネ。
かけるだけでブルーライトをカットしてくれるので、一つ持っておくととっても便利です。
最近では多くのメガネ屋さんで、デザイン性の高いものや度入り・度無しなど、
好みのものが豊富に揃うのに加え、以前よりリーズナブルなレンズやメガネが数多く店頭に並んでいます。
いかがでしたか?
生活を便利にしてくれるけれど、ちゃんと知らないとけっこう怖いブルーライト。
でも特徴や対処法を知っていればもう安心!ぜひ参考にして、あなたの目や睡眠リズムをしっかり守ってくださいね!
ブルーライトカットメガネやブルーライトカットレンズのお求めは、
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