目も夏バテするって本当!?原因は?秋までに回復できる?夏の疲れ目&乾き目対処法

目も夏バテするって本当!?原因は?秋までに回復できる?夏の疲れ目&乾き目対処法

全国各地で真夏日や猛暑日を超える日が続く、今年の夏。

なかなか峠を越す気配のない暑さに、夏バテ気味の人も多いのでは?

 

気力が湧かないほどの体のだるさや食欲不振、熱っぽさや頭痛など。

夏という季節に体が対応できなくなり、さまざまな体の不調を引き起こすのが夏バテですが、実は目も“夏バテ”することをご存知でしたか?

 

紫外線のダメージやエアコンによる乾燥など、夏は目にとっても負担がかかりがちな季節。

そんな、この時期特有の疲れ目や乾き目などの目の不調は「目の夏バテ」と呼ばれています。

 

何だか最近「目が疲れているな」と感じている人や、夏が来るたび「なぜか目が乾く」という人は要注意!目が夏バテを起こしているかもしれません。

 

目の夏バテは、放っておくと大きな目のトラブルにつながることも。

体の夏バテ同様、症状が重くならないように予防したり、しっかり対策をして調子を整えることが大切です。

 

そこで今回は、

「目も夏バテするって本当!?原因は?秋までに回復できる?夏の疲れ目&乾き目対処法」と題し、目の夏バテについてまとめてみました。

 

 

目の日焼け?涙が蒸発?目が夏バテする原因

 

「目の夏バテ」は体の夏バテ同様、対策をしないままでいると、知らず知らずのうちにどんどんダメージが蓄積されていきます。対策を講じるためには、まずは夏バテを起こす原因を知っておくことが必要です。

 

ここでは、目の夏バテを引き起こすと考えられる原因についてまとめます。

 

▶紫外線によるダメージ

肌や髪といった美容の天敵でもある紫外線は、実は目にとっても大敵。目に強い紫外線を浴びると、充血や異物感を覚えることがあります。これは目が炎症を起こし、日焼けをしているのと同じ状態。目の日焼けは、一晩目を休めることで回復することも多いのですが、強い痛みやまぶしさ、涙が出るなどの症状を伴う「紫外線角膜炎」という目の病気につながることもあります。また、紫外線による角膜の炎症をくり返しているうちに、白目の一部にシミのようなものができ、悪化すると手術が必要になる場合も。

 

 

▶エアコンの風による乾燥

エアコンの冷たく乾燥した風が目にあたることで涙が蒸発し、目が乾いてしまいます。エアコンの位置や使い方次第では、放っておくと深刻なドライアイを招くこともあります。悪化が進むと、強いまぶしさを感じたり、視界がぼやけてものが見えづらくなるため、乾き目だけでなく疲れ目の原因にも。

 

 

▶スマホやパソコンの長時間使用

スマホやパソコンの画面を見続けることが、目に良くないことはみなさんご存知の通り。今や大半の人にとって生活に欠かせないものでもあるので、季節を問わずリスクがあります。ですが夏休み中の夜ふかしや、暑さで寝苦しい夜のお供にスマホが手放せないなどの理由で、夏に危険度がアップしてしまう人も少なくありません。

 

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日常にひと工夫をプラスして目の夏バテ対策

 

カンカン照りの日差しに、エアコンの冷たく乾いた風。

目の夏バテが起きる原因の中には、季節柄や仕事柄、それ自体を避けて生活するのは難しいケースも多々あります。そこで、ちょっとした工夫で目の夏バテを予防したり、症状が軽いうちに回復できる対処法をご紹介したいと思います。

 

 

▶日傘やサングラスを使用する

夏の強い日差しから目を守るには、外出時の日傘やサングラスが効果的。日傘は、紫外線遮蔽率(UVカット率)や遮光率が高いものを選ぶと◎です。また、足元からの照り返しを防ぐため、裏地に黒や紺などの濃い色を使ったタイプがおすすめ。サングラスは、UVカット効果が高く、顔にフィットしてしっかり紫外線を防げるものを。またレンズの色は一見、濃い色の方が紫外線を防いでくれそうですが、実は薄い色の方がおすすめ。薄い色のレンズだと、瞳孔が開きにくくなるため、紫外線の吸収を抑えることができます。

 

▶エアコンの風を直接目にあてない

目の乾燥や疲れを防ぐため、エアコンの冷風は直接目にあたらないよう工夫しましょう。席そのものやエアコンの設定を変えられない場合は、自分の座る位置を浅めまたは深めにしたり、左右にずれるなどして長時間風があたらないよう調節を。また涙の蒸発は、こまめに瞬きをすることでも予防できます。乾きがひどい時には、人工涙液などの目薬を使うのもおすすめ。さらに1日の終わりには、蒸しタオルや温め効果のあるアイマスクなどで、目をしっかり休めるのも有効です。

 

▶目に良い食材を積極的に摂取

目の疲れや乾きを予防したり、症状を緩和してくれる食材をチェックして、普段の食事に取り入れてみて。例えば、ブルーベリーに含まれている「アントシアニン」には抗酸化作用があり、体内の活性酸素を取り除いて目を疲れにくくしてくれます。ブロッコリーやほうれん草などの緑黄色野菜に含まれる「ルテイン」は、水晶体を守り、目のかすみや疲れ目の症状を緩和。目に潤いを与え、粘膜を正常に保つはたらきがある「ビタミンA」や、血行を促進して目の疲れを改善してくれる「ビタミンE」なども積極的に摂りたい栄養素です。

 

いかがでしたか?

体の夏バテ同様、放っておくとじわじわ症状が重くなってしまう目の夏バテ。

しっかり予防と対策をして、快適に秋をお過ごしくださいね♪

 

また、メガネやコンタクトレンズの度数が合っていない場合や、正しく使用できていない場合などにも、目の疲れと乾きが強くなってしまうことがあります。

 

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