カピカピに乾いたカラコン・コンタクトレンズは再利用できる?復活の方法は?
カラーコンタクトや、ソフトレンズのコンタクトユーザーなら、
1度はうっかりレンズをカピカピに乾燥させてしまったことがあるのではないでしょうか。
レンズを保存液に浸すのを忘れて就寝してしまったり、
あるいはコンタクトケースのフタがきちんとしまっていないのに、
ケースを傾けたまま放置して保存液が漏れ出てしまっていたり…。
いざ使おう!と思った時に、
カピカピ、パリパリに変わり果てたレンズを見てしまった時のショックはかなり大きいものです。
レンズを紛失して数時間後に見つけた時も、また同様。
(過去記事リンク)大ピンチ!カラコン・コンタクトレンズ落とした!対処法&探し方の裏技10選
そんな時思うのが、「このレンズを復活させる方法はないのかな?」ということ。
ワンデー仕様の使い捨てレンズならまだしも、
長期間使用できるものだと、なかなか諦めがつかないこともありますよね。
そこで今回は、カラコン・コンタクトレンズユーザーのみんなの疑問!
「カピカピに乾いたカラコン・コンタクトレンズは復活できる?再利用の方法は?」にズバリお答えします!
最悪の場合は失明も!乾燥したレンズは危険
カラコンやコンタクトレンズを乾燥させてしまった時、
復活させる方法としてまず最初に思いつくのは、
保存液や水に浸してみることではないでしょうか。
例えば、レンズが目の中に入っている状態で乾燥を感じたり、
違和感・不快感を感じた時には、ゆっくりまばたきをしたり、
目薬をさして眼球やレンズの表面を潤します。
(過去記事リンク)外出先で目の中にゴロゴロ異物感!?コンタクト装用時の違和感&不快感の対処法
同様に「レンズそのものも乾燥してしまったら潤せば良いのでは?」と思いがち。
でも、この「潤す」対処法が使えるのは、あくまでもレンズが目の中にある状態です。
レンズは一度、カピカピ、パリパリの状態に乾燥して変形すると、二度と元通りにはなりません。
外側が波打つように変形し、固く乾燥してしまったレンズは、
確かに保存液や水に浸すと、ぱっと見は元の円形で柔らかい状態に戻ったように見えます。
でも一見元通りのようであっても、
水分が抜ける際に目には見えないほどのひび割れが起きていたり、
小さな無数の傷がついて破損してる場合がほとんど。
レンズのカーブにゆがみも発生しています。
そのまま使用すると、眼球を傷つけることになり、最悪の場合は失明に至るケースも。
また、保存液代わりに水を使った場合はさらに危険度が増します。
カラコンを含むソフトレンズに水道水を使用するのはそもそも絶対にNG。
細菌感染の恐れがあります。詳しくは、こちらも参照してみてください。
(過去記事リンク)カラコンのコンタクトケース&保存液がない!急な外泊時や緊急時の代用&対処法
えっ!?知らずに使っちゃった!そんな時は…
繰り返しになりますが、一度乾燥して変形してしまったレンズは、
二度と元通りにはならず、再利用することはできません。
でも危険性を知らずに、
復活させたつもりのレンズを使ってしまった場合はどうしたら良いのでしょうか?
長期に渡って、一度乾燥させてしまったレンズを連用しているようなら、
まずは使用を今すぐにやめること。そして眼科を受診しましょう。
特に目立った症状がなくとも、目の感染症にかかっていたり、病気が進行している場合もあります。
そして、「もったいないな」と感じても、古いレンズは必ず破棄し、
新しいレンズを購入しましょう。
この機会に、より使いやすいケアアイテムを探したり、
使い捨てレンズの使用を検討するのがおすすめ。
思い切ってメガネにイメチェンしてみたりするのも良いかもしれません。
眼科併設のメガネ屋さんやコンタクトショップなら、
1度の来店で色々相談できるので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
カラーコンタクト・コンタクトレンズに関するご相談、レンズやコンタクトレンズケアアイテム購入は、
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