コンタクトレンズ初心者必読!カラコン・ソフト・ハードレンズの正しい付け方&外し方
初めてのカラコンやコンタクトレンズには不安がつきもの。
お店でレンズの付け方を習ってしっかり練習をした人でも、
慣れるまでの数回は常にドキドキだし、
最近はネット通販などでカラコンデビューする人も少なくないので、
初日は鏡の前で悪戦苦闘!
そして断念…なんていうケースも耳にしたりします。
でも実は、コンタクトレンズの付け方・外し方って、
正しい方法を知ってコツさえつかんでしまえばとっても簡単なんです。
そこで今回は、コンタクトレンズ初心者必読!
「カラコン・ソフト・ハードレンズの正しい付け方&外し方」をご紹介します。
コンタクトケースを開ける前の3ステップ
まずは、コンタクトの付け外しに欠かせない事前準備からレクチャー。
- 爪を切る
コンタクトは指先の腹を使って目に入れますが、
慣れないうちは先端の爪がダイレクトに目に入ってしまうことも。
爪が伸びていると、瞳を傷つけてしまいます。
ネイルのために伸ばしている人も、コンタクトレンズに慣れるまでは短めにするよう心がけて。
- 手を洗う
レンズに汚れが付着していると、コンタクトレンズはうまく瞳にくっついてくれません。
そればかりか目に傷をつけたり感染症の心配も。
また、指先が濡れたままだとコンタクトが滑り、これもうまく付けられない原因に。
手を洗う際は、ハンドソープできれいに手を洗ってしっかりすすぎ、
清潔なタオルやペーパーでしっかり乾かしましょう。
- 鏡を用意する
コンタクトに慣れてくると必要なくなる人も多いのですが、
初めのうちは必ず鏡の前で確認しながら付け外しをするようにしましょう。
正確な位置にコンタクトを装着するには、鏡を見ながら付けるのがベスト。
手鏡のように片手を使うものではなく、
壁掛けや土台のついたものなど両手が使える鏡がおすすめ。
このステップを怠ると、最初のうちはなかなかコンタクトは上手く目に入っていってくれません。
慣れてくるとこの準備を省いてしまう人も多いのですが、
特に②に関しては、瞳に傷を付けたり、感染症を予防するためにも、ぜひ守り続けてほしいステップです。
ポイントさえ押さえておけば怖くない!【付け方編】
事前の準備がしっかりできたら、いよいよ本番。
コンタクトレンズのケースを開けましょう。
【付け方】
- レンズの裏表を確認
ハードレンズの場合は間違えることはほぼないのですが、
カラコン・ソフトレンズは一見すると表裏がわかりにくく、ケースの中で表裏が逆向きになっていることも。
正しい向きの場合、レンズはきれいなお椀型・半球型にカーブしています。
一方、表裏が逆になっている場合はお椀型の縁の部分、端っこが歪み、カーブが反っているような形に見えます。
レンズが表裏逆になっていると、瞳を傷つける原因になるので必ず確認するようにしましょう。
- 指で目を開く
聞き手の人差し指に、お椀型の底が下になるようレンズをのせます。
レンズをのせた手の中指で下まぶた、もう片方の手で上まぶたを引っ張るようにして目を大きく開きます。
まつげがひっかかるとレンズがうまく装着できないので、
まぶたを引っ張る際は、まつげの生え際近くを持ち上げるようにすることを意識してみて。
- レンズを黒目部分に付ける
まっすぐ前を向き、鏡を見ながらレンズを黒目の上に付け、静かにゆっくり目から手を離します。
この時、躊躇している内に、恐怖心や目の乾燥に耐えられずまばたきをしてしまったり、
長く目を開けっぱなしにして、目とレンズの間に空気が入ったりしてしまうと、うまく黒目にくっつきません。
うまく入らなかった場合はひと呼吸おいて、
ゆっくり瞬きをしながら目を潤し、②から再チャレンジ!
- まばたきをしてレンズをなじませる
うまくレンズが目に入ったことを確認できたら、
ゆっくりと数回まばたきをして、レンズを目になじませます。
何度もまばたきをしたり、目薬や涙液を入れても違和感が残るようなら、
レンズが汚れていたり、破損しているかもしれません。
そのままにせず、いったん目から外してレンズの状態を再チェックしてみて。
付け方のコツは躊躇しないことと、まっすぐ前を向くこと!
とはいえ、最初のうちは目に異物をいれる恐怖心は誰にだってあるもの。
でも、失敗の原因がわかり、成功体験が増えていくと恐怖心は徐々になくなっていくので、
各ステップの注意事項を確認しながら、少しずつコツをつかんでください。
慣れたら実は秒で終わるくらい簡単♡【外し方編】
付け方同様、外し方にもポイントがあります。
先述のように、まずは手を清潔にして、鏡を用意するようにましょう。
【外し方】
- カラコン・ソフトレンズの場合:利き手ではない方の手の親指と人差し指で両まぶたを持ち上げ、まっすぐ鏡を見ながら利き手の親指と人差し指でレンズをつまみ、軽く押し上げるようにして外します。
- ハードレンズの場合:鏡でレンズの位置を確かめ、外す目の側と同じ側の人差し指(右目なら右手、左目なら左手)で目尻を引っ張り、まばたきをするとポロッと外れます。落ちてくるレンズを受け止められるよう、空いている方の手を目の下にスタンバイさせておきましょう。
付け方に比べると、外し方は慣れると数秒でできてしまうくらいとっても簡単。
でも注意点もあります。
いずれのレンズでも、目が乾いたままだとレンズが瞳に張り付いてうまく外れないことがあり、
レンズが張り付いたまま無理に外そうとすると、角膜を傷つけてしまうことも。
目が乾いているな、と思ったら目薬や涙液で目を潤してから外すようにしてくださいね。
いかがでしたか?
慣れるまではちょっぴり苦労があるけれど、コンタクトレンズはとっても便利なアイテム。
でも使い方を誤ると、目に危険が及んでしまうこともあります。
長くコンタクトを愛用するためには、正しい使い方を守り、健康な目を維持することが不可欠です。
多くのコンタクトレンズショップでは、初心者さんには正しい付け方や外し方、
うまく付け外しができるコツを教えてくれます。
実践で覚えることができ、練習にもなるので、
初めての方は実店舗で購入するのが1番おすすめです。
ぜひ正しい使い方をマスターして、
快適なコンタクトライフを送ってくださいね!
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