雪道の反射をカット！？サングラスとの違いは？話題の「偏光レンズ」とは
「偏光レンズ」を知っていますか？
特殊なフィルターで反射光をカットしてくれる、今話題のレンズです。
最新のトレンドや話題のメガネ・サングラスの情報を調べていたり、
“眩しくならない”“反射しない”などのキーワードから、
機能性の高いメガネ・サングラスを探している人なら、
きっと１度は目にしたことのある言葉なのではないでしょうか？
また、サーフィンや釣り、カヌーをはじめとしたパドルスポーツなど、
水辺のアウトドアが好きな人や、
スキー・スノーボードといったウィンタースポーツが趣味の人なら、
すでに購入を検討している人もいるかもしれません。
とはいえ、
「話題になっているから気になる」
「全然眩しくならないらしい」
「雪道運転にも良いのかな？」
と興味は湧いても、その機能や仕組み、
実際の使い勝手や一般的なサングラスとの違いなどについては、
まだまだ「よくわからない」という人も多いはず。
そこで今回は、
多くの人が注目している「偏光レンズ」について、
これからの季節に知っておきたい便利な機能や素朴な疑問の答えをリサーチ！
雪道の反射をカット！？
サングラスとの違いは？話題の「偏光レンズ」とは何かを
深堀りしていきたいと思います！
路面の照り返しや水面の乱反射を徹底カット
「偏光レンズ」とは、レンズとレンズの間に特殊なフィルターを挟むことによって、
地面からのギラギラとした照り返し、水面や雪道の乱反射、
建物のガラスや窓、対向車などからのチカチカとした強烈な反射といった
乱反射光をカットすることのできるレンズです。
一般的なサングラスには「UVカット」が施されていますが、
これはその名の通りUV（紫外線）をカットする機能のことで、
日光の眩しさを軽減することはできても、反射光をカットする機能はありません。
これが偏光レンズと一般的なサングラスとの機能の違いです。
ちなみに、偏光レンズを使用したサングラスの中には、
紫外線カット機能も付いているタイプが数多くあるので、
サングラスを選ぶ際には、ぜひお近くのメガネ屋さんで相談してみてくださいね。
よく使うシーン別に見極めたいレンズの選び方
偏光レンズは、色の付いたフィルターで乱反射をカットするため、
レンズ自体に色が付いています。
ただ、最近では限りなく透明に近く、
ほとんど透明のレンズといっても良いくらい薄いカラーのレンズも開発されています。
種類豊富なカラーに加えて細かい機能や特徴もメーカーによってさまざま。
偏光レンズを選ぶ際には、よく使うシーンを想定しながら、
光をカットする度合いや光を通す割合などの数値を見比べ、自分に合ったものを選ぶのがおすすめです。
- 偏光度
乱反射などの雑光をカットする度合いを数値で表したもの。
この偏光度が90％以上のものを「偏光レンズ」と呼ぶのですが、
最高値である99％に近づくほど偏光機能が高くなります。
また、レンズの色の濃度と偏光度は概ね比例するため、
レンズの色が薄いものは偏光度も低くなる傾向になるようです。
- 可視光線透過率
レンズがどのくらいの光を通すかを示した割合です。
0〜100％までの数値で表すのですが、
数字が大きいほど光をカットする割合が低くなり、小さいほど高くなります。
また、光をカットする割合が高ければ高いほど見え方は暗くなります。
アウトドアシーンやスポーツなど、
強い乱反射を強力にカットしたい場合なら可視光線透過率10％程度、
曇天〜そこまで日差しが強くない通常の晴天時に街中で使用したり、
運転時に使用する場合なら20〜30％ほどのレンズがちょうど良いという声が多いようです。
ちなみに、レンズの色選びには、例えばアウトドアなら、
明るい視界を保って木々や葉が自然光に反射する光を抑えてくれるグリーン系、
運転時なら、アスファルトの照り返しや対向車の反射光を抑えてくれるグレー系、
という風に使用するシーンごとのおすすめカラーもあります。
偏光レンズを取り扱っているメガネ店であれば、
さまざまな色味や濃度のカラーやフレームが揃うのはもちろん、
愛用のフレームに偏光レンズを入れることも可能。
カラーやデザイン選びの時点で、すでにわくわくできますね♪
眩しすぎる雪道だって視界クリアに！
アウトドアシーンや運転時など、
「眩しい」と感じるあらゆるシーンでとても優れた機能を発揮してくれる偏光レンズ。
そこで、これからの時期に気になるのは雪道での効果ですね。
アイスバーンでのスリップや、
積雪で出来た轍によるハンドリングトラブルなどなど。
他の季節と比べて、ただでさえでも神経を尖らせて運転しなければならないのに、
積雪でセンターラインや道路標識もわかり辛くなってしまうし、
さらに昼間は、真っ白な雪面の反射で車の中からは
道路状況がほとんど見えなくなってしまう…なんていうことも。
そこで、偏光レンズ付きのサングラスを使用すると、
フロントガラスへの写りこみなどもしっかりカットしてくれて視界がクリアになり、
轍や道路のわずかな凸凹がくっきりと捉えられれるようになります。
また、眩しさによるストレスや目の疲れも軽減できるため、
運転にしっかり集中することができるようになります。
いかがでしたか？
今回は、話題の偏光レンズについて深堀りしてみました！
夏のアウトドア時期を中心に注目度がアップする偏光レンズですが、
実は積雪量の多いエリアでは冬こそ注目してほしいアイテム。
ぜひお近くのメガネ屋さんで、
その機能性の高さをお試ししてみてくださいね！
偏光レンズのご購入、ご相談は
ぜひメガネサロンルクへ！
メガネサロンルックの店舗情報はこちらから↓
是非お近くの店舗へご気軽にいらしてくださいね。
http://www.lookgroup.co.jp/storesearch/
