【新連載スタート記念】制作秘話も!タレント・漫画家あんどうまみ特別インタビュー
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いつも更新を楽しみにしてくださり、ありがとうございます。
ハッピーエンドで最終話を迎えた「メガネ男子図鑑」終了からはや2ヶ月。
新連載「メガネサロンラプソディ」もスタートし、注目してくださっている方もたくさんいらっしゃることと思います。
さて、「メガネ男子図鑑」「メガネサロンラプソディ」。
2つのコミックの生みの親である作者が、
タレントで漫画家のあんどうまみさんであることは、みなさんもご存知の通り。
テレビや道内のイベントでもおなじみのあんどうまみさんですが、
いったいどんな風にこの2つの物語が生まれたのか気になっている人も多いはず。
そこで今回は、新連載「メガネサロンラプソディ」のスタートを記念して、
漫画家あんどうまみさんに特別インタビューを敢行!

タレント兼漫画家としてのレアな素顔、
「メガネ男子図鑑」の制作秘話、新連載への意気込みなどを語っていただきました!
これを読めばきっと新連載「メガネサロンラプソディ」が2倍面白くなるはず…!?
普通のラブコメのはずが…!? 「メガネ男子図鑑」誕生のきっかけ

――まずは「メガネ男子図鑑」について教えてください!全69話の長期連載を終えて、今のお気持ちは?
「一言で言うと、『みえるとタクトが幸せになってよかった!』ですかね。
色々な方に読んでいただけたようで嬉しいです^^
応援ありがとうございました!」
――「メガネ男子図鑑」には、タクト以外にも、ストーリーに華と添える個性豊かなメガネ男子がたくさん登場しました。もともと「メガネ男子図鑑」が誕生したきっかけはどういうものだったのでしょう?
「はじめに“かっこいいメガネ男子とのラブコメ”というテーマでお話をいただいて、
素敵なメガネ男子が登場するストーリーを考えていたのですが、
思いついたのが何故だか「正体不明のメガネ男子に恋をする」お話(笑)。
肩の力を抜いて読めるちょっとアホなお話を描きたかったので「これだ!」となりました。
“メガネくん探し”をテーマにすればタクト以外の色々なメガネ男子も描けますし。
当初いただいたテーマとは少しずれましたが、好きにやらせていただけまして、感謝です」
――連載中に苦労した点はありますか?
メガネくん=タクトというのは初めから決めていたのですが、
みえるを自由に描いていたらアホすぎて、中々進展せず大変でした(笑)
――ちなみに安藤さんが個人的に好きなメガネ男子は?
作品中ならタクトですね♡メガネでオンオフを切り替えている人が良いです。
プライベートではラフなヘアスタイルにメガネ、というそのギャップが好きです♡
――最終回までの間に、みえるちゃんには様々な出会いや試練、成長がありましたね。みえるちゃんに一言かけるとすればどんな言葉ですか?
「タクトとお幸せにね♡」
※「メガネ男子図鑑」第1話はこちらから↓
両立の秘訣は…「なし」!? タレント・漫画家2つの顔

――「メガネ男子図鑑」の貴重な制作秘話を明かしていただきました!次にあんどうさん自身について深堀りしていきたいと思います。絵はいつ頃から描いていたのですか? 子供の頃に好きだった漫画家さんや影響を受けたイラストレーターさんの話などもあれば教えてください!
そうですね。子供の頃から漫画が好きだったので、
自然と自分でも描くようになりました。ノートの余白に落書きばかりしているような子供でしたね。
大好きな漫画はたくさんありますが、中でも「ヒカルの碁」は格別。
美麗な絵と緻密なストーリーが今でも大好きです」
※chouchouLに掲載された過去記事をcheck ↓
漫画家”あんどうまみ”がおすすめする漫画ランキング!【少年漫画編3〜5位】
漫画家”あんどうまみ”がおすすめする漫画ランキング!【少年漫画編2~1位】
――本格的にイラストのお仕事もやっていこうと思ったきっかけは?
4年ほど前にKADOKAWAのコミックエッセイの漫画賞に応募したことがきっかけです。
それまでは、漫画家に憧れていても自分には無理だとどこかで諦めていて、趣味で描いていければいいかなと。
でも一度ちゃんと挑戦してみよう!と応募し、ありがたいことに受賞しまして、漫画家デビューができました!」
――現在はタレント・MC業などとの二足のわらじで絵のお仕事をなさっていますね。すごく大変そうなイメージがありますが、両立できている秘訣は?
秘訣は…特になく、常にいっぱいいっぱいです(笑)
でも、漫画だけ書いていたら私は家にこもりっぱなしになってしまって、ダメ人間になる自信があるので(笑)。
タレントのお仕事もさせていただくことでバランスがとれていると思っています。
イベントやレポーターの仕事を通して、今まで知らなかった世界に触れられる機会も多いので、
それらが漫画やイラストでも活かせていると思います」
――「メガネ男子図鑑」、新連載の「メガネサロンラプソディ」、ともに登場人物の個性が光っていますよね。主役だけでなく、親友やライバル役、合コンのシーンに登場する男の子たちに至るまで、みんなそれぞれキャラが立っています。キャラクターデザインは見た目・性格ともに身近な人をモデルにしたりすることもあるのでしょうか?
あります!むしろ自分の引き出しにないものは描けないです!
身近な人ももちろん参考にしますし、自分自身を投影することも多いですね。
『メガネ男子図鑑』でいえば、みえるの適当なところも、キョーコの辛辣なところも自分の一部です(笑)
――今後描いてみたいテーマ、キャラクターなどがあれば教えてください!
旅番組のレポーターをしていて食レポをする機会も多いのですが、
イラストでもグルメを表現してみたいと勉強中です!
北海道のかわいいお店や美味しいグルメをイラストで紹介してみたい!
――なるほど!それは読んでみたいです!お仕事ではグルメに触れる機会が多いとのことですが、プライベートで最近ハマっていること、気になっていることはありますか?
最近、ハマっているのは食器!
GWは念願の益子の陶器市に行ってきました。
青森から広島まで日本全国を巡って、その土地の器をみることができて大満足。
そしてこの旅のもう一つの目的は実は「ヒカルの碁」!
作中に広島の因島が登場するのですが、中学生の頃からどうしても行ってみたくって…
15年越しに行くことができました。


基本的にはめんどくさがりやで出不精なのですが、好きなことはとことん追求するタイプ。
根っからのオタクなんです。(笑)
胸キュン展開は“女子会”で誕生 芽々は初めて描くタイプのキャラ

――注目の新連載についてお話を聞かせてください。まずは、主役の芽々ちゃんについて。安藤さんの中ではどんな存在ですか?
芽々は、今まで描いたことのない新しいタイプの女の子。
リア充の今時の子をイメージして描いています。
私とは正反対!
自分の引き出しの中にないもの描けないと言いましたが、
自分の引き出しの奥底を漁りまくってなんとか描いています(笑)
――新連載は「メガネサロンラプソディ」は、“メガネあるある”がテーマです。“あんどうさん的”メガネあるあるを教えてください!
連載のお話をいただいてから、メガネをかけている方に会うと、
まじまじとそのメガネを観察するように…(笑)
私自身もメガネをかける機会が増えました!
――連載の方向性やストーリー展開など、ChouChouL編集部の担当者と打ち合わせをしながら決めていくこともあるそうですが、打ち合わせの雰囲気やこぼれ話なども聞いてみたいです!
打ち合わせは、いつも担当の女性2人と私の3人。女子会気分で楽しんでします。
特に恋愛が絡むエピソードを練る際は、それぞれの経験談を持ち寄ったり、胸キュンポイントを語り合ったり、
…とついつい話が脱線してしまうこともあるのですが、その中から新しいストーリーが生まれることも!
例えば『メガネ男子図鑑』63話編のタクトがみえるを抱きしめるシーンは
Oさんの意見をまるっといただきました!(笑)

女子力高くておしゃれな0さんのファッションと、
しっかり者のTさんの横顔(絵に描きたくなる美しさ!)を観察するのが密かな楽しみだったりもします(笑)
女子会気分で打ち合わせ!とっても楽しそうです。
「メガネ男子図鑑」は、
コメディタッチの中にも、キャラクターのリアルな心理描写が描かれていたり、時に切ない展開も。
それって“女子会”の中から生まれたストーリーならではのものだったのかもしれませんね。
新連載「メガネサロンラプソディ」は、基本的には一話完結の展開とのことですが、
まだまだ始まったばかり。
メガネサロンに就職したての芽々ちゃんがどんな風に成長し、
その他の個性豊かなキャラクターたちとどんな物語を紡いでくれるのかますます目が離せませんね!
今回は、あんどうさんの素顔や、新旧連載のこぼれ話など、
スペシャルな話題が盛り沢山でした。
この機会に「メガネ男子図鑑」を最初から読み直してみたくなった人も多いのでは?
ぜひ新連載「メガネサロンラプソディ」もよろしくお願いします!
※「メガネサロンラプソティ」第1話はこちらから↓
あんどうまみプロフィール

北海道出身。MC,漫画家。2012年度準ミス日本。
コミックエッセイ『コミュ力低めでちょいオタな私が準ミス日本になるまで』(KADOKAWA)が発売
Instagram:https://www.instagram.com/andomami/
Twitter :https://twitter.com/_andomami
ブログ :https://lineblog.me/andomami/