寝ている時に目が開いてしまう人の原因と対処法

寝顔ブスは卒業!実は目に危険も?寝ている時に目が開いてしまう人の原因と対処法

 

昨日寝ている時、半分目が開いてたよ」。

 

楽しく過ごしていたお友達とのお泊り会の翌朝。

こんな風に突然言われたことはありませんか?

 

眠っている時の姿は自分ではなかなか見られないもの。

家族や友人に指摘されたり、昨今だと写メを撮られたりして、

初めて自分の寝ている時の様子を知るという人も多いはず。

 

半分目を開けて寝ている姿って、ネタ的にはちょっと“おいしい”けれど、

「え?私ってこんなに寝顔ブスなの?」

「もしかして彼の前でもいつもこんな風に寝てた…??」

「目の健康に問題はないのかな??」

と、びっくり&不安にもなってしまいますよね。

 

はたまた、誰かに指摘されずとも「朝起きた時、やたらと目が乾いて辛い!」

という経験があるなら、

それは寝ている時に目が開く「寝顔ブス」状態で寝ているのかもしれません。

もしそうなら、誰かに見られる前に治せるものなら治したいですよね。

 

そこで今回は、

寝顔ブスは卒業!実は目に危険も?

寝ている時に目が開いてしまう人の原因と対処法をご紹介したいと思います。

 

 

筋力低下?疲れ目?あなたの目が開く原因は 

 

まずは寝ている時に目が開いてしまう原因から深堀りしてみましょう。

 

目を半分開けたまま眠るのって、自分のこととなると恥ずかしいけれど、

実はそう珍しいことではなかったりもします。

 

芸能人のSNSなどでは、目を半分開けたまま寝ているタレントさんの姿をマネージャーさんが激写してアップしたりしているのを時々見かけるし、

家族や友人の寝ている姿を見ていても、

たまたま電車で近くに座った人のうとうと眠る姿などを見ていても、

目が開いたまま眠っている人を見かけることもあります。

 

眠る時にいつも開いている人もいれば、時々開いてしまう様子の人も。

その違いはずばり、目が開いてしまう原因が違うから!

 

寝ている時に目が開いてしまう原因は

大きく分けて3つあります。

 

  • 眼球が大きい

 

「それ知ってた!」「目が大きい人に多いような気がしてた!」

という人も多いのでは?そうなんです。

寝ている時というのは、全身の筋力が緩むもの。

まぶたの大きさに対して眼球が大きい人は、まぶたの筋力が緩んでしまうと、

まぶたで目を覆いきることができなくなってしまい、自然と目が開いてしまいます。

 

 

  • 疲れ目・筋力の低下

 

例え目が大きい人ではなくとも、まぶたの筋力が弱まってしまうと、

やっぱり寝ている時に目を閉じきれず、開いてしまうことに。

まぶたの筋力低下は加齢によって自然と衰えてしまう部分もありますが、疲れ目も大きな原因に。

PCやスマホ、テレビゲームのし過ぎには要注意です。

 

 

  • 部屋が明るい

これは意外な落とし穴かもしれません。

うっかり寝落ちしてしまった時などは部屋の電気をつけたままということが多いと思いますが、

目にとっては危険。

寝ている間もずっと光の刺激を受けて、

本来は緩むはずのまぶたの筋肉が緊張状態になってしまい、目が開いてしまうのだそう。

 

あなたの目が寝ている時に開いてしまう原因は判明したでしょうか?

それではさっそく対処法をご紹介していきます。

 

 

筋力アップやマッサージ!まずはセルフケア

 

  • 眼輪筋を鍛える!

 

まずは上記の「原因1」の対処法。

眼球が大きいのは生まれ持ったものではありますが、まぶたの筋力を鍛える方法はあります。

「眼輪筋」と呼ばれる筋肉をトレーニングする方法で、動画サイトなどにも多く紹介されている方法です。

 

一例を挙げると、両手の人差し指を目尻にあて、

ゆっくり“にらめっこ”の「上がり目」のポーズを取ります。

その状態で1度ギュッと目をつぶり、ゆっくり目を開けます。

同様に「下がり目」のポーズの状態で目を閉じて開きます。

上下が出来たら、今度は目尻を外側に引っ張りながら同じように、目を閉じて開きます。

 

左右交互にそれぞれ2〜3回やってみるだけで結構すっきりします。

目のまわりのむくみ防止にもつながるので、美容の観点からもおすすめですよ♪

 

 

  • 目元を温める

 

これは「原因2」の疲れ目を改善するのにおすすめ。

もちろんその他の人も目の疲れが気になるならぜひトライ!

蒸しタオルで目元を温めたり、ゆっくり湯船に浸かりながら目元をマッサージするのも良いですね。

市販の温めるタイプのアイマスクももちろん有効。血行が良く安眠にもつながります。

 

  • 寝る前のスマホ禁止!

 

原因2の疲れ目防止のためにも、

「うっかり寝落ち」でまぶたの筋肉が緊張状態になってしまう原因3の方にも意識してもらいたいのが

寝る前のスマホ。

眠る1時間前にはスマホを閉じて部屋の電気を消し、

ゆっくりと目の筋肉を休めてあげながら眠りにつくのが理想です。

スマホを閉じれば「ながらスマホ」のまま寝てしまうことも防げます。

 

また寝る直前までスマホを見ていると、

どうしてもまばたきの回数が減り、目が乾燥したまま眠ることになってしまうので、

目の乾燥を防ぐという点でもぜひ意識してみくださいね。

 

 

朝起きた時に目の乾燥が改善しない場合は眼科へ!

 

以上のことを試してみても、なかなか改善しない場合や、

寝起きの目の乾きが気になる場合は、

人口涙液を使ったり、加湿器を設置してアイマスクをして眠ることで改善が期待できます。

 

ただし、ドライアイなど目の病気になってしまっている可能性もあるため、

長期間目の乾燥が改善しない場合は1度眼科へ相談してみてくださいね。

 

また、乾燥以外には特に体への影響を感じない人も多いとは思いますが、

目が開いたまま寝ている人は、安眠できていない場合も多いため、体や脳の疲れがしっかり取れずに体調を崩してしまうことも。

「最近寝ていてもなんだか疲れが取れないな」

という場合は、まずはぜひ1度自分の寝ている姿を家族に見てもらうことをおすすめします!

 

いかがでしたか?

寝ている時に目が開いてしまうのには、原因があります。

ひとつの原因だけでなく、

原因が2つ3つと複合して寝ている時に目が開いてしまっている場合もあるので、

ぜひご紹介したセルフケアを試しながら「寝顔ブス」を卒業してくださいね♡