漫画家”あんどうまみ”がおすすめする漫画ランキング!【少年漫画編2~1位】
Chou Chou L読者のみなさま!
引き続き“読書の秋”楽しんでいますか?
当サイトで「メガネ男子図鑑」を連載中のプロ漫画家で、タレント業もこなす、
あんどうまみさんが本気で「面白い」と愛読しているコミックだけをセレクトするシリーズ2回目。
今回は前回の続き、おすすめ「少年漫画」の1位と2位をご紹介していきます!
※画像はいずれもイメージです
【2位】篠原健太「彼方のアストラ」

〈あらすじ〉
人類が自由に宇宙に行き来できるようになった西暦2063年。ケアード高校の男女9人の生徒たちは、キャンプ地である惑星マクパに到着する。ロッジに移動しようとした一行の前に突如、奇妙な球体が出現。生徒たちは宇宙空間に投げ出されてしまい…!?
〈解説〉
SFもラブコメもミステリーも全部の要素を楽しめる漫画です!
特に後半に向けて色濃くなっていくミステリー要素がたまらないのです。
この漫画を読むにあたって一つだけ気を付けてほしいこと、それは
「決して“ネタバレ”を見ないでください」
ということ。
未知の惑星の冒険にわくわくしたり、少年少女の友情に涙したり、
1話1話が楽しくて、その中に潜む真実へのヒントに気が付かずに読んでいた私は、
真実を知った時はもうびっくり!しかもその驚きは1度じゃないんです!
計算されつくしたストーリーに、
読後は「すごい」の一言…。
このすごさを皆さんにも味わって欲しいので、お願いだからネタバレは見ずに読んで!!
ほんとお願い!!!
何気ないシーンの中に巧妙に伏線が張り巡らされており、
全てを知った後に何度も読み返したくなること間違いありません。
全5巻で読みやすさも◎。
驚愕と感嘆を是非味わってみて!
【1位】ほったゆみ(原作)小畑健(漫画)「ヒカルの碁」

〈あらすじ〉
進藤ヒカルは、やんちゃで勉強が苦手なごく普通の小学6年生の男子。ある日、祖父の家で古い碁盤を見つけたヒカルは平安時代に活躍した天才棋士・藤原佐為の霊と出会う。無念の死を遂げた佐為に懇願され、ヒカルは佐為の指示通りに碁を打ち始めるが…。
〈解説〉
私が愛してやまない漫画です。
もうほんと一生大好き…。
囲碁分からないって?
ご安心ください。私も分からない!
分からなくっても楽しいんです!!
緻密なストーリーに美麗な絵、そして愛すべきキャラクターたち。
主人公のヒカルが棋士として人として成長していく姿に目が離せないのです。
囲碁の楽しさを知って、
自分の声が届かない悲しさを知って、
失望される悔しさを知って、
自分の力を信じられない弱さを知って、
そして大切なものを失う痛みを知って。
特に最後の「痛み」を知った後のヒカルが健気で儚くて尊くて・・・
ああ。ヒカル大好きだ…!
そしてヒカルのライバルである塔矢アキラ。
碁界のサラブレッドである彼がまたいいんです…!
ヒカルと佐為の謎に翻弄されながら、彼も成長していくのです。
その囲碁への情熱とヒカルへの執着が愛おしい・・・
ああ。アキラさん大好きだ・・・!
ヒカルやアキラさんに限らず夢にかける少年少女の瑞々しく純粋な想いが、
勝者も敗者も丁寧に描かれています。
特に伊角さんと越智!
「負け」を知った彼らのプライドが大きく物語を動かすシーンには感動です。
囲碁が分からないからと敬遠していたらもったいない。
是非読んでみてくささい。
そして読んだら私と語ってください!
いかがでしたか?
あんどうさんが“愛してやまない”漫画ベスト5。
スポーツ、SF、歴史ロマンと幅広いジャンルからセレクトしていただきました!
今回ご紹介した1位と2位は、
どちらもすでに完結しているので、結末まで一気読みもできますよ!
未読の方も再読の方もぜひぜひ読んでみてくださいね♡
↑3~5位をもう一度チェック!
著者プロフィール:あんどうまみ

北海道出身。MC,漫画家。2012年度準ミス日本。
コミックエッセイ『コミュ力低めでちょいオタな私が準ミス日本になるまで』(KADOKAWA)が発売
Instagram:andomami
Twitter :_andomami
ブログ :http://ameblo.jp/andmmmmemo