映画で味わう芸術の秋!音楽を題材にしたおすすめ映画3選
秋といえば芸術の秋!
札幌市内でも美術館の特別展や
クラシックコンサートのイベントなどが目白押しですね。
でも、忙しくてなかなかお出かけできない方や、
お家でも芸術の秋を楽しみたい!という方はDVD鑑賞で芸術を堪能するのもおすすめ。
そこで今回は、以前当サイトにて「おうちデートにおすすめの映画」をセレクトしてくれたryoちゃんに、
「芸術の秋に見たいおすすめ映画」をセレクトしてもらいました♡
“芸術”と一口にいっても、そのジャンルはさまざまですが、
今回は目だけでなく耳でも芸術を楽しめる
「音楽」を題材にしたおすすめの映画をセレクトしてもらいました。
はたして、
年間100本の映画を鑑賞しているryoちゃんがおすすめするベスト3とは…?
3位:海の上のピアニスト
〈あらすじ〉1900年、大西洋沖を進む客船の中で生後間もない赤ん坊が見つかった。赤ん坊は、生まれた年にちなみ“ナインティーン・ハンドレッド”と名付けられ、船内のダンスホールでピアノを聞いて育つ。やがて子供は驚くべきピアノの才能を発揮するようになり…。
ニューシネマパラダイスで有名なジュゼッペ・トルナトーレ監督の作品。
この映画のキーセンテンス
「何かいい物語があって、語る相手がいる限り、 人生捨てたもんじゃない」。
この言葉のおかげで一瞬にして登場人物が、そして見ている自分自身も救われるような、
あとからじわじわくる感動のストーリーです。
理想や夢ももちろん大事ですが、
今の環境にこそ人生の素晴らしさが有るのではないか
と思わせてくれる映画です。
2位:ジャージーボーイズ
〈あらすじ〉ニュージャージー州の貧しい町で生まれ育った4人の青年たちは、自分たちの置かれた状況を変えるため、歌手を目指す。彼らには歌や曲作りの才能、チームワークが成す最高のハーモニーがあった。「ザ・フォー・シーズンズ」というバンドを結成した彼らは瞬く間にトップスターの座に就くが…。
「この人たち、誰?」と、わからなくても曲は知っている方が多いのでは。
ミュージカル映画特有の、
視聴者の気持ちは置き去り、台詞から曲への歌い出し方が不自然、
突然踊り出しちゃったけど…?
なんてことにならないのが、クリントイーストウッド監督。
ミュージカル映画が苦手な方でも絶対に楽しめます!
そして、見どころである
歌のシーンは臨場感溢れるライブでの撮影。
(ライブ撮影はミュージカル映画では珍しいんだとか)
俳優と実在した彼らは全くの別人なのですが、声や歌い方がそっくりで鳥肌が立ちました。
鑑賞後、このグループの音楽をついつい聴いてしまうのは私だけではないはずです。
1位:善き人のためのソナタ
〈あらすじ〉旧東ドイツの秘密警察機関・シュタージ(国家保安省)の局員、ヴィースラーは、劇作家のドライマンとその恋人で舞台女優のクリスタが反体制派だという証拠をつかむよう命じられる。ヴィースラーは彼らの監視を始めるが、自由な思想を持つ彼らに次第に魅せられていき……。
ラストを見るための映画といっても過言ではないくらい後半が秀逸な作品です。
私が今思い出せる中で、おそらくラストがここまで印象に残っている映画は
「カッコウの巣」と「善き人のためのソナタ」くらいです。
最初からずっと無表情な主人公ですが、日を増すごとに表情が豊かになり、
感情を持ちはじめ人間らしくなっていく演技は必見。
2時間とやや長めの映画ですが、
ラストに辿り着くために費やす価値は必ずあります。
戦争の背景や、歴史を知ることもできるのでぜひ見てほしい映画です。
いかがでしたか?
いずれも、劇中登場する音楽はもちろんのこと、人物の描かれ方やストーリー構成も魅力的な3作品!
ぜひ秋の夜長に、ご覧になってみてくださいね♡
ryo
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