コンタクトレンズを付けると目が染みる!原因と対処法

秋冬の乾燥に要注意!?コンタクトレンズを付けると目が染みる!原因と対処法

 

日を追うごとに朝晩の冷え込みが増し、本格的な冬の訪れはもう間もなく。 

 

凛とした冷たい空気に、一面の雪景色。クリスマスや年末年始など、何かとワクワクすることが多いこれからの季節ですが、一方で空気が乾燥しやすくなり、体に不調が起こりやすい時期でもあります。 

 

秋冬になり空気が乾燥してくると、肌の潤い不足や喉の痛みが気になる人は多いと思いますが、コンタクトレンズユーザーなら目の乾燥にも注意が必要です。 

 

中でも、寒い季節になると「目に染みるような痛みを感じる」という人は、ドライアイなどの深刻な涙不足になっている可能性も。当サイトでもたびたび触れている通り、目のトラブルを放っておくのはとっても危険なこと。悪化する前に早めに対処したいものです。 

 

そこで今回は 

「秋冬の乾燥に要注意!?コンタクトレンズを付けると目が染みる!原因と対処法」と題し、 

目に染みるような痛みを感じる時の原因とその対処法、そして空気が乾燥するこれからの季節にコンタクトユーザーが気をつけたいことなどをまとめてみました。 

 

 

コンタクトユーザーに感想は大敵!

 

コンタクトレンズを付ける時や外す時に、染みるような痛みを感じるのはなぜなのでしょうか? 考えられる原因を探ってみたいと思います。 

 

▶目の乾燥 

染みるような痛みを感じる原因としてまず最初に考えられるのが、ドライアイなどの深刻な涙不足になっていること。乾燥した瞳は傷つきやすくなっているため、染みるような痛みを覚えることがあります。もともとコンタクトレンズを使用している時は、裸眼よりも涙が蒸発しやすい状態になっています。そこに秋冬の空気の乾燥や、エアコンの風などの外的要因が加わってしまうと、瞳はさらにカラカラに乾燥してしまうことに。 

 

ちなみに、スマホの画面を見過ぎることでまばたきの回数が減り、瞳が乾燥してしまうことも。目を酷使することがドライアイの原因になる場合があります。 

(関連記事) 

スマホの見過ぎが原因のドライアイ&眼精疲労を予防!目が疲れている時の対処法 

 

▶寝不足 

寝不足で睡眠が十分に取れていない時などにも涙不足が起こります。涙で守られていない乾いた瞳は涙で保護されていないため、レンズが直接あたってしまうことで痛みが起こります。 

 

▶目に異物 

コンタクトを付ける際にホコリやゴミ、化粧品の成分などが手に付着していて、目に入ってしまった場合にも、異物感に加えて染みるような痛みを感じることがあります。コンタクトを使用する前は、必ず手洗いが必要です。 

 

▶感染症や目に傷がある 

雑菌などが角膜に入り、角膜感染症を起こしている場合や、角膜に傷が付いている時にも染みるような鋭い痛みが起きます。使用期限を超過してコンタクトレンズを装用した場合などは、感染症へのリスクが高くなります。 

 

 

自己判断は危険!?逆さまつ毛かもしれない時

 

それでは、コンタクトレンズを使用する際に染みるような痛みを感じる時は、どのように対処したら良いのでしょうか? 

 

▶人工涙液で瞳を潤す 

乾燥が原因の涙不足には、涙と同じ塩分を含んだ点眼薬「人工涙液」か、コンタクトレンズ用の目薬で瞳を潤すのがおすすめ。ちなみに、コンタクト用ではない目薬には、含まれている防腐剤が、コンタクトレンズの性質に影響するタイプのものもあるため、必ずコンタクトレンズ専用の目薬で目を潤すようにしましょう。 

 

▶乾燥しにくいレンズに変える 

潤いが持続するタイプのレンズや、付け心地の良いレンズなど、さまざまなタイプのレンズがあります。普段の装用時間やコンタクト使用歴などによっても、合うタイプのレンズが変わります。ぜひコンタクトショップで相談の上、自分に合ったレンズを探してみて。 

 

(参考記事) 

高含水?低含水?コンタクトの含水率って何?目が乾燥してしまう人のカラコンの選び方 

 

(参考記事) 

ソフトorハード?話題のレンズ「シリコーンハイドロゲル」って?コンタクトの種類と特徴 

 

 

▶装用時間を守り、メガネを併用する 

コンタクトレンズの装用時間や期限は必ず守り、長時間使用を避けてメガネを併用しましょう。 

 

▶目の乾燥や痛みが続く場合は眼科へ 

目に強い乾燥を感じたり、染みるような痛みが続く場合は、何らかの目の病気にかかっている可能性も。レンズの使用をすぐにやめて、必ず眼科を受診してください。 

 

 

 

いかがでしたか? 

これからの季節に悩みの種となりがちな空気の乾燥は、コンタクトユーザーの瞳にとっては特に大敵。染みるような痛みを感じる時は、無理してレンズを使い続けることなく早めの対処を。大切な目を乾燥から守って快適に過ごしてくださいね。