秋になるとお肌がムズムズ…!?季節の変わり目に肌荒れする原因は何?秋の敏感肌対策
連日ジリジリと私たちを照りつけていた夏の日差しも、最近はすっかりと落ち着き、秋の気配が日に日に色濃くなっています。
夏とはガラリと印象を変えて、秋のメイクやファッションを楽しむ人、
サツマイモや栗、カボチャなどを使った秋限定スイーツに目がない人、
読書の秋にスポーツの秋、行楽の秋を楽しむ人も。秋は何かと女性を楽しませてくれる季節ですよね。
一方で、秋になると何故か決まって毎年肌荒れしてしまう!というお悩みもよく耳にします。ムズムズとした痒みやポツポツとした赤み…。せっかくの秋の予定も、肌荒れがあると心から楽しめないという人も多いもの。
そこで今回は、
「秋になるとお肌がムズムズ…!?季節の変わり目に肌荒れする原因は何?秋の敏感肌対策」と題し、秋特有のお肌の悩みの原因と対処法を探ってみたいと思います。
夏から秋への変化に潜む肌荒れの原因
夏から秋へと季節が移り変わるタイミングは、寒暖差や湿度など様々な変化があるもの。
秋の肌荒れには、大きく分けて3つの原因が考えられます。
▶夏のダメージが回復していない
紫外線は、シミなどの肌トラブルだけでなく、肌の潤い低下や炎症を引き起こす怖い存在。秋のお肌は、真夏に浴びた紫外線のダメージや、冷房による乾燥など、夏に受けたお肌のダメージがそのまま残っている状態です。その上で、秋になるとどうしても夏に比べて紫外線量が少なくなるため、UVケアをサボりがち。さらに、冬ほどしっかり乾燥対策を取っていない場合も多いもの。弱った肌に紫外線や乾燥は大敵です。夏には気にならなかったダメージが一気に表面化してしまい、深刻な肌トラブルを招くことに。
▶痒み・赤みは「秋の花粉症」の可能性も
ムズムズ、ピリピリとしたお肌の痒みや赤みが特に気になるなら、「秋の花粉症」が原因の可能性があります。花粉症といえば春に発症するイメージですが、ヨモギやブタクサといったキク科の植物や、イネ科の植物など、秋に症状が強くでる花粉症も意外と多いのです。くしゃみや鼻水などの症状が同時に出る場合が多いですが、季節の変わり目でもあるため、風邪の引き始めと思い込んでいるケースも。
▶寒暖差や湿度の低下による代謝の乱れ
昼間には夏のような暑さを感じることもあるのに、朝晩は上着なしでは過ごせないほど冷えることも多いのがこの季節。急激な寒暖差は、お肌の代謝機能を乱す原因に。また、夏から秋へ、秋から冬へと季節が進むごとに湿度も低下します。湿度が低下すると、肌の潤いが失われ、バリア機能もダウン。ゆらぎ肌の要因になってしまいます。
秋には秋ならではのケアで対策を
夏から引きずってしまったダメージや、この時期特有の変化で起こる秋の肌荒れ。季節に合わせた対策で、ツルツルお肌を目指していきましょう。
▶秋には秋の紫外線対策を
夏が終わったからと油断せず、引き続き紫外線対策を。湿度の低下により乾燥が進む季節でもあるので、保湿成分含まれた日焼け止めや、低刺激タイプを活用すると◎。低刺激タイプのUV効果が気になる人は、こまめに塗り直すのがおすすめ。また夏に受けた紫外線ダメージで、シミやばかす、くすみなどの肌悩みが出現してくる時期でもあります。いつものスキンケアに、美白成分が含まれたアイテムも取り入れるなど、美白ケアも意識してみて。
▶アレルゲンを寄せ付けない
秋の花粉症が原因の肌荒れには、もちろん花粉症対策が必須。コロナ禍でマスクはもともと必携ですが、外出時のマスクやメガネ、サングラスなどが花粉対策には効果的。帰宅後は上着の花粉を落としてから室内に入り、手洗いと洗顔も入念に。ただし洗顔時にゴシゴシとこすり洗いをするのは、肌を傷つけてしまうのでNG。ソフトな洗顔とその後の保湿を万全に。
▶質の良い睡眠と食事で生活リズムを整える
質の良い睡眠や正しい食事で生活リズムを整えることは、美肌のために季節を問わず大切なこと。でも、寒暖差が激しく自律神経が乱れやすい秋には、特に規則正しい生活を心がけてみて。また、抗酸化作用が高いサンマや秋鮭、ビタミン豊富なキノコなど、旬の食材には美肌効果の高いものがたっぷり。季節の食材を上手に普段の食事に取り入れることで、美肌ケアと食欲の秋を同時に満たすことができます。
いかがでしたか?
夏から秋へと移り変わるこの時期は、1年の中でも特に変化が激しい時。
何かと肌トラブルや不調が起こりやすいもの。
秋の肌トラブルにはしっかりと季節に合った対策を!ぜひ記事を参考に、お肌の悩みを解決し、秋を満喫してくださいね!