アイプチ・アイテープでまぶたが腫れた!かぶれた!原因は?緊急時&困った時の対処法
ぱっちりとした二重まぶたに憧れている人の中には、アイプチやアイテープなどの愛用者さんも少なくないはず。
最近では、“整形級”といわれるほど違和感なく二重幅がつくれると評判のアイテムや、100円ショップで手に入るお手頃価格のタイプなど、商品展開も豊富なので色々試してみるのも楽しいですよね。
手軽に二重幅を作ることができるアイプチやアイテープですが、一方で使う頻度やその日の皮膚の状態などによっては、まぶたが腫れたりかぶれたりしてしまうというお悩みもよく耳にします。これまで特にトラブルがなかったという人も、これから使ってみようと思う人も、ちょっぴり不安になってしまいますよね。
そこで今回は「アイプチ・アイテープでまぶたが腫れた!かぶれた!原因は?緊急時&困った時の対処法」と題し、アイプチやアイテープなどの二重まぶた化粧品を使用して起きるまぶたのトラブルについて、一緒に考えていきたいと思います。
そもそも二重まぶた化粧品って何?
二重幅をつくるアイテム、通称“二重まぶた化粧品”には、大きく分けてアイプチやアイテープ、ファイバータイプ(メザイク)の3種類があります。まずは、それぞれどんな特徴があるのか、簡単におさらいしてみましょう。
- アイプチ…専用の液体接着剤(のり)を塗り、二重幅にしたい部分のまぶた同士を接着させることで二重のラインをつくります。
- アイテープ…まぶたの形にカーブした専用のテープを貼りつけ、二重のラインをつくります。片面タイプと両面タイプがあります。
- ファイバータイプ…粘着性のある細いファイバー(繊維)をまぶたに貼り付け、二重のラインをつくります。アーツブレインズ社の「メザイク」などが代表的な商品としてよく知られています。
それぞれにメリットとデメリットがあり、一重や奥二重など使う人のまぶたの特徴によって合うものも変わってきます。ですが実はこれら3つのアイテム共通しているのが、使い方や皮膚の状態などによって、まぶたに腫れやかぶれが起きる場合があるということ。
一体なぜ、このようなトラブルが起きてしまうのでしょうか…?
まぶたの皮膚は驚くほどデリケート!
人間の皮膚の厚さは、およそ2mmほどといわれていますが、まぶたはなんとその3分の1、約0.6mmしかないといわれています。
それだけまぶたはとっても繊細な部位。なので、まぶたの皮膚に負担がかかる二重アイテムを使用する際には、正しい使用法を守るなどの注意が必要です。
中でも気をつけたいのが、二重アイテムの取り外しの瞬間。接着剤やテープを剥がす際、無理に剥がそうとすると、角質や皮脂などが一緒に剥がれて皮膚のバリア機能が失われてしまうことがあります。
弱ってしまったまぶたの皮膚は、少しの摩擦や刺激、ちょっとした雑菌の侵入でも炎症や腫れ、かぶれを引き起こすことに。普段からまぶたの保湿を強化するなどのケアを心がけてみて。
また、アイプチの接着成分には「ゴムラテックス」「アクリル系接着剤」などが含まれている場合があります。
実はこれらの成分は、人によってはアレルギーを引き起こす原因物質に。普段からゴム製品や絆創膏を使用した後に痒みが出やすいという人は要注意です。アイプチを使った部分の痒みや赤みがひどい時などは、アレルギー反応が出ている可能性もあるので、使用を控えるようにしましょう。
トラブルが起きてしまったときの対処法
繰り返しになりますが、まぶたの皮膚はとっても薄くてデリケート。
気を付けてはいても、アイプチやアイテープの長期間使用、秋冬の乾燥やその日の体調などで、まぶたに腫れやかぶれが起きてしまうこともあります。
そんな時は、どう対処したら良いのでしょうか?
まずは、二重アイテムの使用をすぐに中止すること。
そしてベストなのは、すぐに皮膚科へ相談に行くことです。特に、症状がひどい場合やアレルギーが原因の可能性がある時は、自己判断で対処せずに医師の診断を仰ぐようにしましょう。
腫れやかぶれの症状が比較的軽く、症状に気づいたのが深夜などですぐに病院に行けない場合は、まぶたを清潔にしてからワセリンで保湿するのがおすすめです。
腫れや痒みが気になる時は、冷やしたタオルや、保冷剤をくるんだタオルなどを当てると、症状が軽減します。
症状が軽度でも腫れやかぶれ、痒みや赤みなどが長く続くようなら、必ず1度は皮膚科へ。また、まぶたの内側にも痒みを感じたり、目が赤くなる、目ヤニが出るなどの症状がある場合は、眼科へも相談を。
いかがでしたか?
アイプチやアイテープは、ぱっちり二重をつくるのに欠かせないアイテム。
でも、皮膚の中でもとりわけ繊細なまぶたに頻繁に使用するものでもあるので、使い方やトラブルが起きた際には注意が必要です。
ぜひ参考にして、理想の二重まぶたを手に入れてくださいね!