裏表逆!?付けたまま○○は危険?コンタクトユーザーの間違い&勘違いあるある
「なんだか今日に限ってものが見えにくい」
「使用時間はいつもと変わらないのに、急に目の乾きを感じる」
いつもと同じようにケアをして、正しく使用しているはずなのに、なぜだか不意に訪れるちょっとした目のトラブル。
症状が重かったり長引いたりするわけではないけれど、なんとなーく感じる目の不調。
コンタクトユーザーなら1度は経験があるのではないでしょうか。
季節の変わり目や、疲労などからくる体全体の不調など、考えられる原因はさまざまですが、
実は意外と多いのがコンタクトユーザーさん自身の「うっかり」によるもの。
使用方法の間違いやケアに関する勘違いなど、知らず知らずのうちにうっかり実践してしまっているNG習慣が、
小さな目の不調やトラブルを引き起こしている可能性があります。
今回は、
「見えにくいと思ったらコンタクトレンズの裏表が逆だった!?」
「実は付けたまま○○するのは危険?」
といったコンタクトユーザーが陥りがちなうっかりミスやNG習慣などの間違い&勘違いあるあるを考察。
あなたの“あたりまえ”の中に、実は間違いが潜んでいないかしっかりチェックしてみてくださいね!
違和感に意外と気づけない?レンズの裏表
コンタクトユーザーの中でも、ソフトレンズやカラーコンタクトの愛用者に多いのが、レンズを裏表逆に付けてしまう間違いです。
コンタクト初心者さんには特に見分けが難しく、また急いでいる時や考え事をしている時などであれば、
ベテランユーザーであっても間違えてしまうのはよくあること。
装着した時点で違和感や見えにくさを覚えることが多いのですが、意外とすぐには気づけずそのまま外出してしまうケースも。
それでも、そう長い時間をかけずに多くの人がゴロゴロとした異物感や不快感に気づきます。
コンタクトレンズは黒目と白目、それぞれのカーブの形状に合わせて出来ています。
裏表が逆になってしまうと、このカーブにフィットしないため、レンズが正しい位置からずれてしまいます。
これが違和感や異物感、痛みの原因に。
放置し続けると角膜に傷が付き、目の病気を引き起こす可能性もあります。
違和感を覚えたらすぐに付け直すようにしましょう。
(参考記事)
コンタクトレンズ初心者必読!カラコン・ソフト・ハードレンズの正しい付け方&外し方
知ってると安心!レンズの裏表の見分け方
レンズの裏表が逆になってしまう間違いは、コンタクトユーザー失敗あるあるのひとひつではあります。
気づいた時点で付け直せば、問題ないことがほとんど。
でも、裏表を間違えないようにすることも大切です。ぜひ、見分け方を覚えておきましょう。
▶数字を見る
メーカーによっては、裏表がわかるように、あらかじめレンズに数字が印字されているものがあります。表(目に触れる側)の方から正しく文字が読めるようならそのままの向きでOK。逆に裏表が逆になっている場合は数字が反転して見えます。
▶フチの曲線を見る
レンズのフチがきれいなお椀型の曲線であれば○。外側に反り返っていたり、波打つような形に見える場合は裏表が逆になっています。
▶カラコンの場合は色とデザインを見る
カラコンの場合はレンズの着色面で判断できます。着色の薄い方が表、濃い方が裏になります。
また、左右差のある度入りのレンズをしている人なら、裏表だけでなく左右の間違いにも注意!
左右が逆だと、見えにくいのはもちろん、度数が合わないレンズを使い続けることで、激しい目の疲れや頭痛、肩こりやめまいなどを引き起こしてしまうこともあります。
使い捨てレンズの場合なら、毎回パッケージに表記されている度数を見てきちんと確認を。
2weekや1monthタイプを使用している人は、ケースに左右どちらのレンズが入っているのかが一目でわかるようにしておきましょう。
実は危険?!知らずにやりがちなNG習慣
さて、ここからはコンタクトユーザーの“あるある”な間違い&勘違いをまとめて紹介。
ぜひこの機会に毎日のコンタクトライフを見直してみましょう。
▶2week交換レンズの使用期限
2weekタイプの場合、レンズを使用できる期間は「容器を開封してから14日間(2週間)」です。でも意外と多い勘違いが、週に2〜3回使う、週末だけ使う、といったレンズを毎日使うわけではないユーザーの思い込み。レンズを使った日数だけを合わせて「計14日間(計14回)になるまで使用できる」と思い込んでいるケース。レンズは、毎日使っても使わなくても開封から2週間が期限です!
▶1dayタイプの使用期限
「1日(24時間)」以内なら、何度でも付け外しができると思っている人が多いのですが、コレはNG。1dayタイプは保存ができないため、1度外したら再び使用することはできません。
▶コンタクトレンズを付けたままお風呂やシャワー、プールに入る
水やお湯などの水道水がレンズに付着することで、レンズの水分量が変化。レンズが変形してしまうことがあります。変形したレンズは目の角膜に傷をつけてしまうことも。また、お風呂場やプールには様々な雑菌が繁殖しています。レンズを付けたままだと、雑菌を涙で洗い流す働きが弱くなるため、感染症を招いてしまうリスクがあります。
▶コンタクトレンズを付けたまま寝る
最もよく耳にする“あるある”なうっかりミスではありますが、目にとっては絶対に良くないことなので要注意。寝ている間はまばたきができないため、酸素の供給量が減少して角膜が酸素不足に。角膜表面のバリア機能が低下し、感染症を引き起こしてしまうことも。
▶保存液の代わりに目薬や水道水を使う
これも意外と知らない人が多く、知らずにやってしまったという声もよく聞くのですが、最悪の場合には失明の危険もあるほどのNG行為! 代用法や対処法もあるので、詳しくはぜひ下記をご参考に。
(参考記事)
カラコンのコンタクトケース&保存液がない!急な外泊時や緊急時の代用&対処法
もし、この中にうっかり間違い&勘違いしてしまっている習慣があったら、ぜひ今すぐに改善を!
また、習慣を改めても症状が続く場合や、見えにくさや目の痛みなどの症状が重い場合などは
早めに眼科を受診するようにしましょう。
いかがでしたか?
今回は、コンタクトユーザーがうっかり陥りがちな間違いや勘違いあるあるについてまとめてみました。
知らずに続けていたNG習慣が、思わぬ不調や病気を招くこともあります。
ぜひ記事を参考にして、快適なコンタクトライフを!
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