知ってると自慢できちゃうカラコンの歴史&豆知識

30年でこんなに変わった!知ってると自慢できちゃうカラコンの歴史&豆知識

 

一度使用したら、その魔法のような効果に手放せなくなってしまう人も多いのが、カラーコンタクト。

付けるだけであっという間に印象的な瞳をつくることができ、

お出かけにはメイク以上に欠かすことができない!という人も多いほど。

 

最近ではパール入りの立体的な光で、瞳をキラキラに見せるカラコンも登場するなど、

日々デザインも機能も進化しています。 

 

そんなおしゃれアイテムの代表でもあるカラコンですが、

「若者が使うもの」というイメージを持っている人も少なくないはず。 

 

でも、実はコンタクトレンズやカラコンの歴史は意外と古く、

日本では平成の初頭に登場して以来、

さまざまなメイクやファッションの流行とともに変化を遂げながら、

現在のような手軽に手に入る人気アイテムへと成長していきました。 

 

今回はそんなカラコンの歴史をちょっぴり深堀り。 

「30年でこんなに変わった!知ってると自慢できちゃうカラコンの歴史&豆知識」と題し、 

意外と知られていないカラコン史を紐解いてみたいと思います。

 

 

コンタクト発明したのはなんとあの有名人!

 

カラコンを愛用している人ならご存知の通り、カラコンはソフトコンタクトレンズです。 

そもそもコンタクトレンズ自体はいつ頃発明されたものなのでしょうか? 

 

コンタクトレンズの起源となるものを発明したのは、

イタリアのルネサンス期を代表する芸術家で発明家、なんとあのレオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)といわれています。 

 

その発明とは、半球体のガラスの器に水を張り、その中に顔を付けて目を開くというもの。

そうすることでものの見え方が変わることから、視力矯正の効果があると気が付いたのだとか。

 

諸説ありますが、この発想が後のコンタクトレンズの開発につながっていったとされています。 

 

つまり、今から500年前にはすでにコンタクトレンズの“もと”となるものが誕生していたんですね! 

 

その後、1955年にチェコスロバキアの研究所で現在のソフトコンタクトレンズと同様のレンズが開発され、

1971年にはアメリカで初めて商品化されました。

 

ちなみに商品化に成功した企業は、アメリカを代表する光学機器メーカーの「ボシュロム社」。

日本でもコンタクトレンズメーカーの老舗として、知っている人も多いのではないでしょうか。 

 

そして、使い捨てコンタクトレンズが誕生したのが、1988年。 

使い捨てレンズが登場したことにより、コンタクトレンズは、

より身近で手軽に愛用できるアイテムへと成長を遂げることになります。 

 

 

1990年代初頭、ついにカラコン日本上陸!

 

使い捨てレンズが普及すると、いよいよカラーコンタクトの登場です。 

最初に色付きのコンタクトレンズを開発したのはドイツの企業「カール・ツァイス社」といわれていて、

その後各国のメーカーからカラーコンタクトが誕生。

1990年代になると、日本でも芸能人やモデルが撮影などの際に使用するようになります。 

 

一般の人にも浸透し始めたのは、1995年頃始まった「アムラーブーム」を皮切りに、

1990年代後半から2000年代初頭に日本中を席巻した「アユブーム」の時代。 

 

歌手の安室奈美恵さんや浜崎あゆみさんに憧れ、

ファッションアイコンとする「ギャル」と呼ばれた女の子達が、メイク感覚でカラコンを使うようになり、

ファッションの一部として取り入れられるようになっていきました。 

 

時をほぼ同じくして、世は「ビジュアル系バンドブーム」でもありました。

このカルチャーを愛した人たちにもまた、カラコンは自分を彩るために欠かせないアイテムに。

ビジュアル系バンドブームの影響で、女性はもちろん一部の男性にも少しずつカラコンが浸透していきます。 

 

 

どんなファッションでも愛用されるアイテムに

 

こうして、若者文化の中に浸透していったカラコンですが、

当時はまだまだ「カラコン=ギャルやビジュアル系などの一部の人たちが使うもの」というイメージが強かったのも事実です。 

 

そんな中2005年、「ワンデーアキュビューモイスト(ジョンソン・エンド・ジョンソン製)」シリーズから誕生した

「ディファイン」がカラコン文化に変化を与えます。 

 

黒目を自然に大きく見せることができるこのレンズの誕生で、

カジュアルなファッションやコンサバ系の女子も、ファッションの一部としてコンタクトレンズを愛用する楽しさに目覚めていきます。 

 

こうして、ファッションの系統に偏らず、多くの層に受け入れられるようになったカラコンはますますその市場を拡大。

2000年代後半から2015年頃までは瞳をくっきり大きく、ハーフのように見せるカラコンが大人気でしたが、

2015年頃からはさりげなく盛れるナチュラル系カラコンもブームに。 

 

年代を追うごとにさまざまなカラーやデザインのものが登場し、

今ではどんなファッションの人にも自分好みのものが見つかるようになりました。 

 

あなたが愛用しているカラコンも、そんな意外と深〜い歴史の中で登場しているんです! 

なんだかいっそう愛着が湧いてきませんか? 

 

知っていると、ちょっぴり自慢できるコンタクトレンズとカラコンの歴史。

ぜひお友達との会話の中の話題のひとつに! 

 

 

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