この春から社会人となる人や異動などで新しい環境で過ごすことになった人、4月は何かと変化の多い時期。
期待と不安の中で毎日を過ごしている人も少なくないのではないでしょうか。
中でも「女性の多い職場だから先輩への気苦労が多そう」「同性同士の派閥争いに巻き込まれないか今から恐怖」という声をよく耳にします。

誰だって本当は、人間関係で悩みたくはないもの。
今回は、そんな女性だらけの環境に身を投じることになったみなさんが先輩に可愛がられて楽しく働ける、
とっておきの「生き抜くコツ」をご紹介します。
1.プライベートと仕事への意識をきっちり分ける!
新社会人が1番やってしまいがちな失敗、そして先輩から最も嫌われてしまうのが、この公私混同の言動をしてしまうパターン。
コミュニケーションを円滑にするためには、多少のプライベートな話をしながら仲良く過ごすことも必要なのですが、
大切にしなければならないのは「TPO」。
例えば恋人がいるのなら、飲み会や休憩時間などに話題を振られたら正直に彼氏とのエピソードを語るのはアリ。
でもみんなが残業している繁忙期に「彼氏と約束があるのでお先に失礼します」と空気を読まずに発言してしまったり、
真剣に仕事をしている場面で「最近、彼氏のラインの返信が遅くて〜」と何度も携帯を眺めたりといった言動は一発アウト!

「約束があるなら仕方ない」「彼とうまくいっていないならしょうがない」なんて思ってくれる先輩はまずいません。
恋人の話題でなくとも「今日は英会話レッスンがあるので」「女子会でホテルディナーです」と、
聞かれてもいないのにプライベートなことを話し過ぎる人は、
先輩からのいらぬ嫉妬心をあおることにつながる場合があるので要注意なんです!
また、働いていく中で、仲良しの先輩が出来るのはとても良いことなのですが、職場内では慎みを持って。
先輩が忙しそうにしているのに、自分が休憩時間だからといって「ランチに行きましょう」としつこく誘ったりするのはNG。
学生時代のお弁当タイムとは違い、職場で特定の仲良しグループとだけ過ごすのは無理だと思っておきましょう。
1人でも休憩時間を過ごせるようになるか、別の同僚とも過ごしたり、と一歩大人の階段を上ってください!
さらに「特定の仲良し」を作ることは、知らず知らず派閥争いに巻き込まれることもあります。
仲良しの先輩が出来たとしても、他の先輩とも程よい距離感を保つことを心がけてくださいね。
2.その言動見られてます!同性と異性とで態度を変えない!
同性も異性もいる職場の場合、これまたありがちな“嫌われパターン“が異性の先輩への接し方。
多くの男性社員は若い女性社員には優しく接してくれるもの。
あなたは何も悪くないけれど、それだけでも「なんとなく面白くない」と感じてしまう女性の先輩がいるということを忘れないで!
だからといって、男性の先輩に冷たい態度を取ったり、よそよそしくしたりする必要はありません。
ただただ「男性にも女性にも同じように接する」ことだけを心がけましょう。
先輩女性は微妙な言葉使いや表情の違いを、見ていないようで実はかなりしっかり見ています。

「あの子はぶりっ子だ」「男性に媚を売っている」なんて悪評は絶対に避けたいですよね。
性別に関わらず、話しやすい先輩とそうでない先輩がいるのは、皆それぞれ性格が違うので仕方のないことではありますが、
あなたがいつも笑顔を心がけている人なら、男性にも女性にも笑顔を。
おっとり話すタイプなら男性にも女性にも同じ言葉使いと言葉選びを!
3.トラブルの元!人の悪口や噂話には乗らない!
人の悪口をいうのがいけないことなのは、学生時代でも同じ。
でも女性が多い職場では特に注意が必要です。
なぜなら「仲良しの間だけで言っていることだから」と、安心して誰かの悪口や噂話に加わってしまった結果、
なぜかそれが周囲に漏れていて派閥争いに巻き込まれたり、人事からの評価を落としてしまったり…
なんていう話が実はすごく多いんです!

とはいえ、職場には悪口を言いたくなってしまうような嫌な人がいたり、悪口や噂話ばかり言っているような人がいる場合もあります。
そういう環境では、たとえ「ノリが悪い」と思われたとしても、とにかく黙っているのが新人のたしなみ。
意見や同意を求められても、何も言わないのがベターです。
「頷いただけでも仲間に加わったことになってしまった」というこわーい話もあるので、1番良いのは誰かの陰口が始まったらそっとその場からいなくなること。
その場を離れるのが難しい場合でも、とにかく無反応でやり過ごして!
いかがでしたか? こわい話も多いけれど、しっかりポイントさえおさえると、意外と「何てことない」と思えるはず。
先輩女性も「お局」みたいな恐い人ばかりではなく、あなたの良きアドバイザーになってくれる人もきっとたくさんいます。
働くことは、楽しいことばかりではないけれど、お給料はもちろん、やりがいや達成感を得られる素敵なこと。
ぜひ春からの新生活を充実させてくださいね!
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