逆さまつげ

目に激痛!目やにが増えた!原因は「逆さまつげ」!?症状とコンタクトユーザーの注意点

 

いつも通り過ごしていたのに、何の前触れもなく目に激痛が…!

花粉やアレルギーなど思い当たる原因はないはずのに、最近目やにが増えた…!?

 

こうした突然の目のトラブルは、コンタクトユーザーなら、

まずはコンタクトレンズの破損や、レンズのケアにまつわる原因を探しがち。

でも実は、目そのものにトラブルが潜んでいる場合も。

突然の刺すような目の激痛や、目やになどの症状が出た時は、「逆さまつげ」が原因の場合があります。

 

赤ちゃんや高齢者に多いイメージの「逆さまつげ」ですが、

実は幅広い年齢層で起こる可能性があり、悩んでいる人は少なくないのだとか。

 

では「逆さまつげ」になってしまった場合、どうしたら良いのでしょうか?

痛みや目やに以外の症状、コンタクトレンズは使用できるのか、といったことも気になりますよね。

 

そこで今回は、

目に激痛!目やにが増えた!原因は「逆さまつげ」!?というお悩みでここにたどり着いた人必読。

逆さまつげの症状や、コンタクトユーザーの注意点について一緒に考えていきたいと思います。

 

※本記事は「逆さまつげ」に関する一般的な症状や対処法について触れていますが、目の痛みをはじめとする目のトラブルは「逆さまつげ」以外にもさまざまな原因が考えられます。目に異常を感じた場合は、お早めに近くの医療機関を受診してください。

 

 

逆さまつげって何?種類があるの?あなたのタイプは? 

 

「逆さまつげ」は、外側に向かって生えているはずのまつげが、

何らかの原因で内側(眼球側)に向かって生えてきてしまう目のトラブル。

 

毛が角膜に触れてしまうため、突き刺さるような目の痛みや充血が起きたり、

涙や目やにが出やすくなったり…といった症状を引き起こします。

 

まつげは本来、ホコリや花粉、汗、ゴミなどのさまざまな異物や、直射日光などから目を守ってくれる大切な存在です。

一体どうして「逆さまつげ」になってしまうのでしょうか?

実は「逆さまつげ」と一口にいっても、様々な原因があります。

 

 

  • 睫毛内反(しょうもうないはん)

乳幼児によく見られる症状がこの「睫毛内反」。赤ちゃんのまぶたは、皮下脂肪がぷっくりと厚くなっています。まぶたのお肉がふっくらしているため内側に入り込み、まつげも内側に向かって目の中に入ってしまう状態です。まぶた周辺の筋肉が発達することで、自然と治る場合も多いのだとか。

 

  • 睫毛乱生(しょうもうらんせい)

まつげの毛根部分に炎症が起こるなどして、まつげがバラバラの方向に向かって生えてしまう状態。まつげが角膜側に向かってしまうと、目に突き刺すような痛みや異物感を覚えることも。まつげ1本にのみ起こる場合もあれば、多数になることもあります。まつげを抜くと、一時的に症状は改善しますが、再び同じ向きに生えてくることが多いため、痛みを繰り返します。

症状がひどい場合には、まつげが生えている根元自体を治す手術が必要になるケースも。

 

  • 眼瞼内反(がんけんないはん)

まぶたの皮膚や筋肉がゆるんだり、衰えたりすることで、まぶたが変形。まぶた全体が内側を向き、まつげが目に入り込んでしまいます。こちらもひどい症状の場合には、手術でまぶたの向きを矯正します。

 

 

いずれの場合でも、自己判断でまつげを抜いたり、放っておくのはNG。

目をさらに傷つけてしまい、角膜に炎症を起こしてしまうことなども考えられます。必ず医療機関を受診しましょう。

 

 

自己判断は危険?逆さまつげかもしれない時の対処法

 

では、「もしかして、逆さまつげかもしれない」という症状があった時、

自分でできる対処法はないのでしょうか?また、コンタクトレンズは使用しても大丈夫なのでしょうか?

 

SNSをはじめとするインターネット上では、まつげパーマで症状が改善した例や、

まつげを抜くことで対応しているケースなど、さまざまな対処法が存在しています。

 

また、コンタクトレンズを使用すると、角膜がレンズで保護されるため、まつげが刺さる痛みから解放されるという説も。

 

こうした様々な情報の中には、

一時的に試すだけなら問題なさそうと思えるものもあるかもしれません。

 

ですが、大切な目の問題。インターネット上の体験談を読んだだけの自己判断はやっぱり危険。

そもそも自分の症状が逆さまつげかどうかを含めて、まずは医療機関を受診するのが安心です。

 

逆さまつげの場合に、コンタクトレンズを使用して問題ないかどうかも、まずは眼科で相談を。

逆さまつげになってしまった場合は、

コンタクトを付ける際にまつげを巻き込んでしまったり、異物感を覚える場合があるため、レンズが目に入りにくいことがあります。

 

こうしたケースでは、角膜を傷つけてしまう可能性があるので、無理にコンタクトを使用するのはNG。

症状の重さやその他の目のトラブルを抱えていないかなど、

まずは眼科を受診して自分の症状を知り、自分に合った対処法を教えてもらうのがベストです。

 

 

いかがでしたか?

 

突然の目の激痛や充血、目やになどの目のトラブルは、誰もが驚いてしまうもの。

症状を検索して「逆さまつげかもしれない」と思ったら、繰り返しになりますが、

まずは早めに医療機関を受診してみましょう。

 

 

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